あの子仕事できないくせにおいしいとこは全部持ってって…
たいして可愛くもないのに男子からモテて…
こっちも忙しいのに用事を押し付けられた…
俗に言う小悪魔的な女性像をイメージされる甘え上手。
しかし甘え上手というのは実は賢いものでもあったのです。
ここでは欲しいものは絶対手に入れるおねだり女を見習え!
甘え方上手な可愛い女への3ステップ!についてお話していきたいと思います。
ドア・イン・ザ・フェイス・テクニック
ご存知の方も多いかもしれません。
どういうものか簡単に説明します。
例えば5万円のバックが欲しいとします。
最初からその5万円のバックが欲しいと要求せずに、まずは10万円のバックが欲しいとおねだりしてみるのです。
初めはやはり無理と断わられてしまうでしょう。
そこから次第に金額を下げていき、自分の予定していた5万円のバックを購入してもらうといったものです。
譲歩的要請法とも呼ばれ、心理学では有名なテクニックの1つです。
人は断わると申し訳ないなという感情が生まれます。
ですから、次にお願いする内容には答えてあげたいという気持ちも同時に生まれてきます。
相手の期待に応えたいという気持ちを利用したテクニックなのです。
これは恋愛でも仕事でも応用が可能です。
取引先との値段交渉などでもよく使われています。
また、男性から家で飲まない?と誘われた後、じゃそこの居酒屋にしよう?
とハードルを低いものにされた経験ありませんでしょうか。
じゃあそれくらいなら…とOKを出したことがある人も少なくないはずです。
その男性は初めから居酒屋で飲むことが目的だったとしたら?
見事、目論見通りの結果を得ているわけです。
ポイントとしては、最初にお願いするハードルは高すぎず、かつ本気の姿勢が大事です。
本気の思いを裏切ってしまったという申し訳ない気持ちを利用して、
本来通して欲しい要求を受け入れてもらうのです。
ローボール・テクニック
初めに簡単なお願いをして、その後に本題の方もお願いするというのが
心理学で言うローボール・テクニックというものです。
ある大学の実験調査で行われた結果は以下のようになりました。
「明日実験調査に協力して欲しい」
とだけ言い、参加の返事をした生徒に「○時に△△に集合して下さい」と伝えました。
初めに参加を表明してしまった生徒は、1度OKを出してしまったことにより、
後のお願いを断わりにくいという状況におかれました。
また、「明日○時に△△で実験調査をするので協力して欲しい」と別のグループでお願いしたところ、
上記の生徒よりも参加する人数は明らかに少なかったそうです。
これは仕事でも応用されていることが多いです。
例えば家電製品を購入しようとした際、最安値のものを見つけ店員さんにこれを買うという趣旨を伝えます。
この時点でお客さんは買うことを1度決めてしまっています。
その後、店側のミスで在庫が無く、少し値段は上がるけどグレードの良いものなら在庫があるという提示を受け、
そのまま購入してしまうというケースです。
一貫性の原理というもので、上記のフット・イン・ザ・ドア・テクニックもこれにあたります。
返報性のテクニック
誰かに何かをしてもらったり、何か物などをもらうとお返しをしたくなりませんか?
それがこの返報性の原理というものです。
自分がして欲しいこと、欲しいものばかりになってしまっていると
結局誰も相手にしてくれないことは少なくありません。
自分最優先という人間に対し、何かお返しをしてあげたいなんて気持ちは
一切生まれないと言っても間違いではないでしょう。
では、男性に対しどのようなものを与えれば良いのか?
何かを手伝ってあげたり、物をプレゼントしたり…なんてことは必要ありません。
まずは気になる男性の動向を見て、褒めるところは褒め、
応援するところは応援する、または共感する…たったこれだけで良いのです。
「俺を見ていてくれている」
「応援してくれたおかげで上手くいった」
「孤独だったけどキミがいてくれて救われた」
など、男性側としてはこの上ないものをもらっていることになります。
これに加え、ドア・イン・ザ・フェイス・テクニックやローボール・テクニックを併用すると、
まず欲しいものは手に入れられるのではないでしょうか。
手伝いや協力、物理的な贈与などをせずとも十分に男性に与えることができるのです。
まとめ
甘え上手は小悪魔というイメージは少し変わったかもしれません。
もしかしたら皆さんの身の回りにも、これを全て承知の上で行っている女性いるかもしれません。
ずる賢いと思うかもしれませんが、これも立派な心理学です。
資格というものではありませんが、これは列記としたスキルと言っても良いかもしれません。
実直というのも素敵なことではありますが、こういったスキルを身に付けているだけで
自分の欲しいものが手に入るのだとしたら…実践してみてたくはなりませんでしょうか?
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