遊びのつもりだったのに、セフレにハマってしまった。
難しい関係性だからこそ、今後どうしたら良いのかわからなくて辛い。
セフレ沼にハマっている人は、想像以上に多いです。
セフレ沼とは?
「沼」とは、何かにハマって出られないことを意味していますが、良い意味ではありません。抜け出したいという気持ちがあるのに、抜け出せないことを意味しています。
セフレ沼も同様です。純粋で明るい「好き」ではありません。難しい関係性だからこそ、重い恋愛に悩んでいる人が多いです。
また、都合の良い女として扱われると、自己肯定感が下がってしまいます。自己肯定感が下がった状態だと、余計に相手に依存しやすくなるので、悪循環に陥ってしまうことも。
セフレという曖昧な関係から、抜け出したい。でも、相手と離れたくない。悩めば悩むほど、沼に足をつかまれているかのように、抜け出せない。
そんな状態のことを、セフレ沼と呼びます。
特に女性は体の関係を持てば持つほど相手に依存してしまう人が多く、女性の方がセフレにハマってしまう人が多いです。
体がつながると、心までつながってしまいやすいので、注意しなければなりません。
またセフレ沼にハマっている人の中には、元彼氏や元夫とセフレ状態になっている人も多いです。元々好きな人なので、セフレという関係になっても簡単に割り切ることができません。
相手には新しい彼女がいたり、体目当てだとわかっていても、離れることができないのです。
セフレ沼らせ男の特徴
セフレを沼らせる男性には、どのような特徴があるのでしょうか。
詳しく紹介します。
さりげない気遣いができる
女性は、さりげない気遣いのできる男性に弱いです。
女性は、自分の感情を伝えずに、後から爆発することが多いもの。そして自分の気持ちを言葉にせず、察してほしいと願っている人が多いです。
そのため、自分の気持ちを察してくれたり、気遣ってくれる男性に好意を持つ傾向があります。
例えば、生理中で辛い時にひざかけを貸してくれた。友人と喧嘩した時に、温かい飲み物を出して話を聞いてくれた。
本当にさりげない行動でも、そこからセフレに沼る女性はかなり多いです。
ただ優しいだけではなく、体の関係を持っているのもポイント。
さまざまな面で甘えられることのできる男性が目の前にいて、体の関係を持つことができる。これは沼ってしまうのも仕方ないといえます。
イケメン
近年では、ホストクラブだけではなく、ママ活という言葉も流行しています。
そのため、女性が男性に対してお金などの労力を払うのは、珍しいことではなくなりました。
この頃から、男性のルックスを非常に重要視する女性が増えてきています。顔さえ良ければ良い!と考える女性も多くなりました。
とにかくイケメンであればどんどん好きになり、性格は二の次と考える女性も多いです。
実際にセフレとトラブルになる女性に話を聞くと、どんなに性格が悪かったり自分が利用されているのがわかっていても、イケメンだから離れられないと答える女性も珍しくはありません。
セックスが上手い
女性がセフレに対して求めているものは、人によって異なります。しかし、セフレという関係上、セックスを求めているのは確かです。
セフレを作る女性は、セックスに対する期待値が高いもの。セックスが下手な男性とセフレ関係になったとしても、長続きする可能性はかなり低いといえます。
逆に、セックスが上手い人にはハマりやすいです。中には、夫や彼氏のセックスが淡白すぎる、下手といった理由でセフレを作る人も多いもの。
男性が思っている以上に、女性はセックスの技術を重視しています。
少し遊んだ男性のセックスが上手だったから、関係を切れなくなってセフレ化するというパターンも多いです。
当然、どんなにイケメンでもセックスが下手だから関係が続かなかった、という人もいます。そのくらい、セックスの技術は重要なポイントです。
この手の男性に、容姿や年齢は関係ありません。年上の濃厚なセックスにハマり、抜け出せなくなる女性はたくさんいます。
そしてなかなかセフレ沼から抜け出すことができない、強い理由になってしまうことも多いです。
他の女性とも関係を持っている
意外かもしれませんが、他の女性とも関係を持っている男性の方が、沼りやすいものです。
自分だけを見てくれている間なら問題無いのですが、他にも女性がいるとなると、どうしても気になってしまいます。
気になって考えていると、どんどん沼にハマっていってしまうからです。
最初はセフレという関係で、お互いうまくいっていた。しかし、向こうが他の女性と会うようになってから、寂しくなって相手のことが気になるようになり、気付いたら沼にハマっていた…。
これは珍しいケースではありません。
普通の恋愛でも、一途な男性よりも、浮気性な男性の方が案外モテたりします。この現象がセフレという関係でも起こるのです。
そしてセフレ関係なので、相手に嫌だということもできません。
フットワークが軽い
フットワークが軽い男性も、セフレ沼らせ男になりやすいです。
セックスだけで利用されているような関係だったとしても、フットワークが軽い男性に対しては「求められている」という感覚を持ってしまいがち。
そのため、特に自己肯定感が低く、誰かに求められたい女性にとっては、ドハマリしてしまうタイプの男性だといえます。
誰かに依存したい女性にとって、フットワークが軽く比較的すぐに会える男性は、都合も良いです。
また、フットワークの軽さだけではなく、レスポンスの良さにも注目したいところ。
なんだかんだ、送ったラインに即レスをしてくれる男性の方がモテます。女性は自分をかまってくれる人に、依存しやすいのです。
また普段はフットワークが軽かったり連絡をすぐに返してくれる男性でも、常にそうとは限りません。
例えば、1日2日連絡が返ってこないこともあります。普段すぐに連絡をくれる人が、連絡をしてくれなくなる。
すると、相手のことが気になってたまらなくなり、沼に入り始めてしまいます。
セフレ沼りやすい女性の特徴
では、逆にセフレに沼りやすい女性はどのような特徴を持っているのでしょうか。
詳しく説明していきます。
自己肯定感が低い
自己肯定感の低い人は、自分を受け入れてくれる人に依存し、執着してしまう傾向があります。
「自分なんか…」が口癖になっていたり、そう考えてしまう人は注意したいところです。
この人がいなくなったら、もう他には自分を受け入れてくれる人が現れないかもしれない。そう思うと、不思議なくらい相手に依存してしまうのです。
自己肯定感の低い人はセックスのハードルが低いことにも注目。セックスをすることで、相手に受け入れてもらえているという感覚が強いからです。
そのため自己肯定感の低い人は、体の関係を持っている人にどんどん依存していきます。
そしてなかなか依存から脱出できない人が多いという点も、問題です。
気付いたらセフレ沼にハマってしまい、抜け出せなくなくなっている人は、まずは自己肯定感が低くないか考えてみてください。
人とのコミュニケーションが苦手だったり、容姿にコンプレックスがあったり。
コミュニケーションが苦手
コミュニケーションが苦手な人も、人に依存しやすい性質を持っている人が多いです。
この手のタイプは友人が少ない人が多く、結果として会えたりセックスできる相手に対しての依存が強くなってしまいがち。
会話が苦手な人でも、セックスの最中はおしゃべりをする必要がありません。またセフレ相手だと、普段からラインなどで細かなコミュニケーションを取る必要も無いのです。
この関係は非常に心地良く、セフレは必要だけど友達はいらないと考える人も少なくありません。
たしかにコミュニケーションが苦手な人にとって、セックスだけでつながっていられるセフレという関係性は、とても気楽です。
彼氏や夫との関係が上手くいっていない
パートナーのいる人も、セフレに沼りやすい傾向があります。
パートナーがいるのにセフレを作るということは、相手に対して何かしらの不満を抱えているということだからです。
そのため相手から得られないものを、セフレに埋めてもらおうと必死になってしまう傾向があります。結果として恋愛感情が強くなり、沼ってしまうことも…。
特に優しい性格の男性をセフレにすると、より一層ハマりやすくなってしまいます。
パートナーとの関係がうまくいっていない時のセフレ遊びは、砂漠で喉が乾いている時に水を求めるようなものです。
結局またすぐに喉が乾いてしまうので、いつまでも満足することがありません。ずっと欲しがり、沼にハマることになります。
他にパートナーがいるのにセフレ沼にハマってしまった場合は、今後自分がどうしたいのかを見つめ直す時間が必要です。
セフレとの恋愛を成就させたいのか、それともパートナーとの関係を最優先させたいのか。
自分がどちらを選ぶかによって、今後の対応も変わっていきます。
ネガティブ思考
物事をネガティブに考えがちな人は、人の視線やどう思われているかが気になります。
セフレに対しても同様で、つい気を使いすぎてしまうことが多いのです。セフレ関係で相手に尽くしたり優しくしすぎてしまうと、利用されてしまうこともあります。
相手にとって都合の良い関係になると、ますますネガティブな考えに陥ってしまい、そこから抜け出すことができません。
セフレに沼らない人の特徴
セフレに沼らず、楽しく関係を続けているのはどんな女性なのでしょうか。
セフレに沼らない人の特徴を、詳しく紹介します。
自分に自信がある
自分に自信がある人は、セフレに対して沼りにくいです。
自分に自信があるので、一人の人に執着をする必要が無いからです。そのセフレと離れたところで、またすぐに次の人が見つかります。
むしろ自信がある人は、逆にセフレを沼らせることが多いです。
特に顔やスタイルなど、ルックスに自信がある人がセフレにドはまりするケースは、あまり見かけません。
もちろんルックスだけではなく、自分のしている仕事や趣味に自信があるので、何かに執着する必要がないといった人もいます。
そして、自分に自信がある人は自分軸で行動することができるという点も、沼りにくい要素の一つです。
自分に自信が無いと相手に合わせることが多くなり、いわゆる相手の言いなり状態になってしまうことがあります。
相手の顔色を伺って気にしていると、相手のことばかりを考えることに。
趣味や友人関係が忙しい
何か集中できるような趣味を持っていたり、ひんぱんに友人と会っている人はセフレに沼らない人が多いです。
これは自分に自信がある人と同様で、一人の人間に対して執着する必要が無いからだと考えられます。
例えば夫婦生活がうまくいっておらず、セフレしか会う人がいない。そんな状態でセフレに離れられると、やはり精神的なダメージも大きくなってしまうもの。
しかし同じく夫婦生活がうまくいっていない人でも、趣味や友人と過ごす時間が長い人はどうでしょうか。
セフレと離れても、比較的精神的なダメージは少なくて済みます。
損切り能力が高い
セフレを好きになることは、デメリットも大きいです。一般的な恋愛に比べて本命になりにくく、苦労することが多いのです。
セフレ沼にハマらない女性は、こういったデメリットをしっかり考え、マイナス要素が大きいと判断したら損切りをすることができます。
例えば、今ひんぱんに会っているセフレがいて、少し好意を持ち始めた。しかし相手は他にもセフレがいるし、本命にはなれないかもしれない。
本命になったところで、自分だけを愛してくれるとは限らないし、信用もできない…。なら、今のうちに離れてもっと健全な恋愛をしよう。
その方が、自分の人生においてプラスになるはず。こういった考えをすることができます。
男性に奉仕をさせるのが好き
ただ好きというだけではなく、ちゃんと相手に奉仕をするように指示できる女性は、セフレ男性にドはまりしてしまう機会は少ないです。
このタイプの女性は常に自分軸で行動する、自分に自信のあるタイプが多いもの。そして自分の気持ちを、ハッキリと相手に伝えることができます。
自分の気持ちを隠すのではなく相手に伝えられる人の方が、セフレ沼にハマる確率は低いもの。
セフレ沼からの脱出方法
実際にセフレ沼にハマってしまった後は、どのように脱出すれば良いのでしょうか。
ステップごとに詳しく紹介します。
自分の希望を確認する
まずは、自分自身の気持ちを確認するところから始めます。この時に、なりたい自分やなりたい状況について考えてみましょう。
セフレという関係のまま大切にしてほしいのか、彼氏彼女という立場になって大切にしてほしいのか。これだけでも、取るべき行動は変わっていきます。
そして、お相手とセフレとしての関係を続けるのか、それとも離れるのか。この関係性も重要なポイントです。
どうすれば自分の希望を叶えることができるのか、自分の心をスッキリさせられるのかを、ゆっくりと考えていきましょう。
セフレ沼から脱出するというのは、ただ離れれば良いということではありません。自分の心がスッキリしていなかったら、また元通りになってしまう可能性が高いからです。
他のセフレを見つけて、またその人に依存してしまう可能性もあります。実際に、特定の相手ではなく、セフレという関係そのものに依存する人は珍しく無いのです。
もし、他に自分のことを大切にしてくれる人が現れると想像したらどうでしょうか。
そっちの方が良いなと思うのであれば、今の関係はただの執着かもしれません。
このように状況を整理して、自分が本当に求めているものは何なのかをハッキリ出してみましょう。これが、セフレ沼から脱出する最初の一歩です。
自分磨きをする
自己肯定感が低いと、セフレ相手に依存しやすくなってしまいます。自己肯定感が低い人は、まず自分磨きをするのがおすすめです。
手っ取り早いのは、容姿を整えること。
といっても、太っているから大幅減量をしなければならない、肌荒れしているから美容皮膚科に大金を使わなければいけないということではありません。
例えば自分の顔にコンプレックスがあるなら、まずは眉毛サロンに行ってみるのがおすすめです。眉毛を整えると、顔のバランスがぐっと良く見えます。
特にしっかり化粧はしているけど、妙に垢抜けないという人は、ぜひ眉毛サロンに行ってみてください。
眉毛を整えることによって垢抜けするし、メイクもしやすくなります。料金もそこまで高いわけではないので、コスパの良い方法です。
他にも、できる範囲でダイエットや肌荒れの改善に取り組みます。少しずつでも良いので「良くなった」という感覚を体験することで、自分の自信にもつながっていくのです。
気になっている資格の取得を目指してみたり、社内試験に挑戦してみるのもおすすめ。
自分にとってコンプレックスになっている部分と、一度向き合ってみましょう。
違うことに時間をかける
セフレではなく、違うことに対して時間をかけるのもおすすめです。物理的な距離を取ることはもちろんですが、精神的な依存度を減らすこともできます。
特におすすめしたいのは、新しい人と出会うことです。
セフレ沼にハマってしまう人の多くは、人間に対して依存や執着をしてしまいます。この依存や執着を分散させるためにも、新しい人と出会いましょう。
この時に重い関係性ではなく、軽い関係性を意識します。
例えば、月に一度必ず外食をするような関係性の人と出会うよりは、SNSで少しやり取りをする程度の人と出会うようにしてみてください。
軽い関係性の人を複数作ることによって、気持ちも分散されます。
もちろん人間関係にこだわらず、趣味だったり勉強に時間をかけるのもおすすめです。どうしてもセフレのことが気になってしまう場合は集中が足りていない証拠なので、目の前のことに取り組む練習をしてみます。
まずは一週間距離を置く
セフレ沼にハマってしまって、なかなか前向きに動けない。そんな人は、まずは一週間距離を置くことを目標にしてみてください。
会わない、連絡を取らない。この2つを徹底します。一週間距離を置くことができれば、段々と相手から離れることもできるはずです。
逆に一週間距離を置くことができずに、連絡したり会ってしまった場合は、相手への依存度がかなり高いことがわかります。
セフレ沼にハマってしまっている人の多くは、相手への依存や執着で苦しんでいる人も多いため、人によっては辛く感じる人も多いはずです。
しかし自分がどれだけ相手に依存しているかを知る良いきっかけになるので、まずは試してみることをおすすめします。
失敗したからといって、自分を責める必要はありません。状況を知った上で、これからどうしていけば良いのか考えれば良いだけです。
そして距離を置いている間に、自分磨きを始めたり、新しい人との出会いを求めるなど積極的に動いてみましょう。
運動をする
精神的にしんどくなっている場合は、軽い運動がおすすめです。軽い運動や家事などの単純作業には、リラックス効果があります。
これは厚生労働省のホームページでも紹介されているのですが、運動をするとネガティブな気分を発散させることができるのです。
特に家の中で引きこもりがちになってしまっている場合は、日中にお出かけをしてみてください。太陽光を浴びることで、リフレッシュします。
単純に運動をしてたくさん汗をかくと、スッキリしますし、体もリラックスして眠りやすくなる点も魅力的です。
運動といっても難しいことをする必要はありません。例えば、行ける範囲で少し遠くのお店に買い物に行ってみるのも良いでしょう。
外に行くのは日焼けなどが気になるという場合は、大規模なショッピングモールを歩くのもおすすめ。ウィンドウショッピングをしている間に、かなりの距離を歩くことができます。
セフレ沼からは抜け出せる!
セフレ沼にハマってしまい辛いという人は、まずは自分がどうしたいのかを見極める必要があります。
できればノートなどに、箇条書きにしてまとめるのがおすすめです。
その上で物理的に距離を取り、自分のことに取り組みましょう。